造影剤の注入条件ってどうやって決めてるの?針のG(ゲージ)ってなに??
きんちゃん
きんちゃんのラジエーションハウス
CTやMRIの造影検査では、正確な診断のために造影剤を使用することが一般的です。
その際、造影剤を体内に注入するためにルートキープを行いますが、医療現場ではほとんどの場合、右腕が選ばれることが多いです。
なぜ右腕が推奨され、左腕ではいけないのか?また左腕を選ぶべきケースについて解説します。
造影検査では、右腕でのルートキープが一般的ですが、なぜ右腕が選ばれるのでしょうか?
また、左腕に変更しなければならないケースについても気になるところです。
新人技師や準備を担当するスタッフが、この疑問を抱えることは少なくありません。
ですがご安心ください!!
これらの疑問を解消することができるでしょう!!
なお、次のステップで行う造影検査の基礎についてはこちらの記事をご覧ください!
まず、各施設には独自のプロトコルがあります。
そのため、どの施設でも共通する基本的な考え方はありますが、必ず各施設のプロトコルや規定に従うことを最優先としてください。
本記事では、一般的な理由とケースを紹介しますが、施設ごとのルールに従って実施するようにしましょう!
右腕がルートキープに推奨される最大の理由は、大きく分けて3つあります。
一つずつ見ていきましょう!