自然の中でゆったりとした時間を過ごし、微生物や植物たちとの関わりを通じて心を豊かにするまりもは、そんな癒しの時間を提供してくれます。
初めてまりもを育てる方に向けて、この記事では基本的な育て方やコツ、気になる疑問についてご紹介します。
まりもへの好奇心と不安
まりもを育てようと思っても、「どのまりもを選べばいいのか」「他に必要なものは何か」「育てるコツはあるのか」といった疑問が頭をよぎりますよね。
まりもを育てることへの不安
まりもの育て方について、皆様は知っているようで知らないことが多いのではないでしょうか?
まりもは何を食べるの?
水は毎日変えたほうがいいの?
そんな初心者の皆さんの悩みを共有し、一緒に解決していきましょう!!
まりもを育てようと思ったきっかけ
私がまりもを育てようと思ったきっかけは、新しい趣味の一環として、です。
ガーデニングをしようと決めたきんちゃんですが、何を育てるのが良いか考えた結果がまりもでした!
詳しくはこちら記事をご覧ください!
まりもは果たしてガーデニングと呼べるのか、、、?
呼んでもいいですよね!?
まりものいろは
まりもとは、そもそもなんなのか?
そこから簡単にお話ししましょうかね。
まりもは藻!!
まりもは、アオウミソウ科に分類される淡水性の緑藻の一種です。
そのため、海水では育てることはできないというわけですね。
大きな緑の球体に見えるものは、太さ0.05〜0.1㎜長さ0.5〜3.5㎝程の小さな藻が集まったもので、元々岩や小石にくっついていたものが剥がれ落ちて一つに絡まりあったものです。
なぜ丸くなるの?
まりも本体は糸くずのような細い繊維状のものを指しますが、なぜ丸いのでしょうか?
それは、風により動く水の流れによってゆらゆら流され、底の砂にこすられるために丸くなるからです。
自然の力ってすごいですね!!
まりもと言えば、北海道の阿寒湖が有名ですが、あそこにあるまりもは特別天然記念物に指定されているため採取不可です。
お土産屋さんなどで販売しているまりもは人工的に丸められたものらしいですよ!
まりもの家を作ろう!
それでは、まりもを我が家にお迎えしましょう!!
用意するものは、こちらです!!
まりもはどこで売ってるの?
まず必須のまりもですが、きんちゃんはネットで購入しました。
ホームセンターや100円ショップでも購入できるようですが、きんちゃんははしごしても見つからなかったのでネットでの購入を選びました。
上記まりもセットには、まりものほかに砂と光る石のオーナメントもついているため、これ一つでほぼ完結します。
容器はどうすればいい?
容器も大きくなくていいので、小さめの小瓶や金魚鉢で問題ないでしょう。
きんちゃんは、100均でミニ金魚鉢を買いましたがインテリアとして飾るならおしゃれなものを用意するのもいいですね!
個人的にですが、ガラスの容器は落とした時に破損する可能性が高いのでプラスチック製のものが良いと思います。
値段的にガラス製のほうが高価な点も加味してですが(笑)
まりもの家をおしゃれにしたい!
容器まで購入したらもう必須なものはすべてそろったので、もはや完成といってもよいでしょう!
ここからはお好みになりますが、オーナメントを入れてみるのもよいでしょう。
ホームセンターでも、ペットショップでも、ネットでも身近なところでお買い求めください!
きんちゃんとしては、鳥居がおすすめです(笑)
まりもを育てるコツと注意点
次に、まりもの上手な育て方をご紹介します!
水替えはどれくらいの頻度でやればいいの?
水を替える頻度ですが、ベストは毎日です。
ただし、フンをするような生き物がいないため2,3日に1回でも問題はないでしょう。
あまりに水を替えない期間が続くと、マリモが弱ってしまうので注意が必要です。
水は水道水で大丈夫ですので、カルキ抜きなどの処理をする必要はありません。
なお、蛇口から直接注ぐのはやめましょう、まりもが割れてしまう恐れがあります。
手などで勢いを抑えながら入れると良いでしょう。
また、うっかり排水溝にまりもを流してしまわないようにしてくださいね!
そのような事件が頻発しているそうです(笑)
光が当たるところに置いた方がいい?
直射日光は避けてください。
光合成のために光が必要なのは間違いありませんが、カーテン越しの弱い光で十分です。
水温はどれくらいがいい?
夏場の水温の高温化には特に注意が必要です。
30℃を超えないように気を付けましょう!
逆に冬場は全く問題ありません、もともとは北海道の植物ですから寒さには強いというわけです。
エサはあげたほうがいいの?
植物なのでエサは全く必要ありません(笑)
他の植物と同じで二酸化炭素とわずかな太陽光があれば十分に育ちます。
それでも、なにかあげたい!!という方には「まりものご飯」を使ってみてはいかがでしょうか?
他の生き物をいれてもいいの?
一番気になるところだと思います。
結論から言うと、やめたほうがいい、です。
海水生物と同じ水槽にまりもは入れられないですし、淡水生物と同じ水槽に入れてもまりもが食べられてしまう恐れがあります。
どうしても一緒にしたい場合は、イミテーションされたまりもを使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
まりもの育て方は、初めての方でも楽しめる癒しの時間を提供してくれます。
適切なまりもの飼育のために、水や環境管理、光の管理などをしっかり行いながら、自分だけのまりもの世界を楽しんでみてください。
きっと心が落ち着き、新たな発見が待っています。
レッツ、まりもライフ!!
ではまた
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