寝る前にタンパク質を摂取するのは身体にとって良いこと?悪いこと?

今日の学び

タンパク質は人間の体を形成するために必要不可欠な栄養素のひとつです。

特に、運動習慣があって積極的にタンパク質をプロテインで摂取している人は多いでしょう。

記事によっては、寝る前にプロテインを飲むことが推奨されていますが、寝る前に摂取したことによる睡眠への影響はあるのでしょうか?

この記事では、寝る前のプロテイン摂取はぶっちゃけどうなの!?についての疑問を解決します!!

プロテインの前提

「タンパク質」というくくりにすると該当する食品数が膨大になってしまいます。

また、肉や魚といった日常的に食べている食品に含まれるタンパク質すべてに一概に同じことが言えるとも限りません。(タンパク質含有量の差や加工具合など)

今回の記事で話すプロテインは、ZABAS や be legend といったものに対しての話とさせていただきます。

ひとまず結論

いきなりですが、結論からお話しします。

寝る前のプロテイン摂取では、

  • 筋力増強
  • 代謝促進
  • 睡眠向上

といったメリットがあります。

どのような仕組みで上記のメリットが得られるのか?

詳しく見ていきましょう

就寝前のプロテインに関する研究結果

とある研究のデータからお話しします。

この研究では、ホエイとカゼインの両方をタンパク源として摂取した場合の生理的特性を確認しました。

具体的には、

  • ホエイはアミノ酸の短時間の大幅な増加を引き起こした
  • カゼインはアミノ酸濃度を小幅ではあるが長時間引き上げた。

研究では、これは胃内容排出によるもので、タンパク質分解の抑制に貢献している、と示唆されています。

タンパク質が分解されてしまっては、せっかく摂取したとしても無駄になってしまいます。タンパク質の分解を抑制する効果が高まるのはメリットであるといえるでしょう。

では、タンパク質の分解が最も盛んなのはいつでしょうか?

それは、寝ているときなどのおなかが空っぽの時です。

タンパク質が不足するタイミングで補給をしよう

日常的に運動をしている活動的な人は、1日の中で、トレーニング後と空腹時間帯が始まる前の2回でプロテインの摂取を行うことが重要だといわれています。

活動的な人はトレーニング中のタンパク質酸化とタンパク質分解が盛んです。

また、回復中の筋タンパク質の再生VS分解反応を改善させるために、食事とサプリメントでより多くのタンパク質を取る必要があります。

タンパク質の摂取による恩恵をしっかり受けるためには、上記2回のタイミングで摂取することが望ましいでしょう。

睡眠の質も改善する

寝る前のプロテイン摂取には睡眠の質の改善にも効果があります。

睡眠に対する食事療法の効果を調査してみましょう。ある研究では、主要栄養素をプロテイン56%、炭水化物22%、脂肪22%に調整した食事が覚醒回数を減らし睡眠改善につながることが分かりました 。

これらの結果は、肥満の人の食事療法を調査し、食事に含まれるタンパク質が多いと睡眠スコアが総合的に向上することを示した最近の研究によっていっそう支持されています 。

このようにタンパク質の多い食事が睡眠の質と総合的な睡眠体験を良くすることは明らかです。

まとめ

いかがでしたか?

プロテインを飲むタイミングの重要性は何度かお話ししましたが、寝る前にプロテインを飲むことで得られるメリットは非常に魅力的です。

今まで、「運動した後しか飲んでいなかった!」という方もぜひ、寝る前のプロテイン摂取を始めてみてはいかがでしょうか?

ではまた

引用:プロテインの摂取は「寝る前」が効果的な科学的根拠 |マイプロテイン (myprotein.jp)

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