新人放射線技師の皆さん、こんにちは!
4年目放射線技師のきんちゃんです。
みなさんは、今までいろいろな仕事を覚えるときにメモをたくさん取ってきたことだと思います。
一般的な企業と違って、放射線技師のような専門職では、技術的な知識と撮影装置の操作方法、現場で実際に動く際の対応力や判断力を学ぶ必要があります。
このような多くのことを効率的に学ぶためには、メモの取り方が非常に重要です!
本記事では、4年目の放射線技師が実践しているメモの取り方を紹介します。
皆さんの仕事を今まで以上にスムーズに進めるためのヒントにしてみてください!
メモの取り方についての悩み
入職直後や新しい部署に配属されたとき、多くの新社会人が抱える悩みは以下のようなものでしょう。
1つでも当てはまった方は、安心してください!!
これらは誰もが経験する悩みです。
私自身も、これらの悩みに直面していましたし、先輩として初めて後輩ができたときも、後輩が同じ悩みを抱えているのを感じました。
この記事を最後まで読めば、これらの悩みを解決するためのヒントになること間違いなしです!
この記事で学べるメモのテクニック
この記事を読むことで分かることは以下の通りです。
学べるメモのテクニックとメモの取り方についても先にまとめました。
ここからは、それぞれのポイントを詳しくまとめたので早速見ていきましょう!
4年目放射線技師が語るメモの取り方
それでは本題に入ります。
なぜメモが必要なのか?
メモする理由は、
仕事を覚えるため
です。
仕事を早く覚えたいのであれば、覚えやすくなるようにメモを取るべきでしょう。
また、メモを取ることは、単なる情報の記録だけではなく、理解と記憶を深めるための重要なステップです。
新しい環境や仕事においては、情報が多く、全てを頭の中で整理するのは困難なため、メモを取ることで記録や記憶、情報の整理、を行います。
それが最終的には業務を効率的に進めることに繋がっていくのです。
メモを取るときはどんな時がいい?
メモを取るべきタイミングとしては、以下の場面が考えられます。
新人であれば、新しいことを数多く学ぶため、先輩から教えてもらったことはすべてメモして1日でも早く自分の情報、知識として活用するべきでしょう。
また、それなりの社会経験がある社会人でもふとした時に新たな気づきがあります。
その気づきから学びの機会に繋がることもあるため、忘れないうちにメモして後でじっくり調べられるようにしておきましょう!
メモに何を書けばいい?
メモに書くべき内容を明確にすることで、効率的に記録ができます。
以下のように整理してみましょう!
仕事をする中で、「これは大事なことだ!」、「これを覚えないと仕事ができない!」、「知らない言葉だ!」と思うようなことはすべてメモしておく必要があるでしょう。
そうでなければいつまでも成長できませんからね。
テクニックを駆使して仕事を覚えよう!
それではここで、きんちゃんが実践しているメモの取り方をいくつかご紹介します!
具体的にお話ししていきます。
箇条書きで要点を整理する
箇条書きは、情報を素早く整理するために非常に有効な手法です。
特に、新しい情報が次々と出てくる職場では、話の流れを追いながら要点をメモすることが多いです。
このような状況では、箇条書きでメモを取ることで、重要なポイントを簡潔に記録しやすくなります。
例えば、朝礼や会議で新しい指示が出た場合、その指示を一文でまとめるのではなく、箇条書きにして「誰が」「何を」「いつまでに」「どのように」実施するのかをそれぞれ記録します。
これにより、情報が視覚的に整理され、見返したときに理解しやすくなります。
また、各項目に優先度や重要度を示すマークをつけると良いでしょう。
例えば、重要な項目には「★」をつけたり、緊急性のあるものには「!」をつけたりすることで、後で見返す際に、すぐに優先順位を把握できます。
最優先で学ばなければならないものなどに関してマークを入れておけば、優先度を考えながら効率よく学べるため、成長速度が段違いですよ!!
略語やシンボルを活用してスピードアップ
医療用語が数多く現場で飛び交うため、どうしても学ぶ内容や言葉も医療関連のことが多くなります。
学生時代も思っていたことですが、医療用語ってやたら長いものが多くないですか?(笑)
それらをメモする際は、自分が分かるように略語を適宜使ってメモしましょう!!
例えば、「動脈」はarteryのaで書く、血管の名前は英語の略語で書く(中大脳動脈ならMCA、とか)、などです。
これのメリットは、漢字を書くことに必死になっても後から見返したら走り書きで読めなかったり、メモに気を取られすぎて重要な話を聞き逃してしまうことが防げることです。
他にも、より詳しく聞きたいことは下線を引いたり、分かりやすいいたとえ話を交えた説明であればその例えの内容を端にex)でまとめたり、も有効です!
手書きの絵を使って視覚的に理解する
メモの内容が複雑だったり、空間的な要素が含まれていたりする場合には、手書きの絵や図を使うことで視覚的に理解を深めることができます。
特に機械の操作手順や、施設のレイアウト、プロセスの流れなどは、文字だけで記録するよりも、簡単なイラストを加えることで、より直感的に理解できます。
例えば、ボタンの形やそれがある場所、操作パネルの絵をかいて、そこに書き込むことによる理解度は、文字だけに比べて圧倒的に良いのは言うまでもないことでしょう。
新しい機械の操作方法を学ぶ際に、その機械のパネルやボタンの配置を簡単にスケッチして使う順番で数字を振っておけば、後で操作する際に非常に役立ちます。
なお、絵心がないと感じる方でも、メモに入れる絵や図はシンプルで構いません。正確さよりも、いかに自分が理解しやすい形で情報を視覚化できるかが重要です。
きんちゃんは中学で美術の評価が「2」でしたが、何の支障もなく絵や図を書いてメモしてますよ!
また、重要な部分や注意点を赤や青で書き込むことで、見返したときに一目で分かるようになります。
特に、機器の操作や安全対策など、間違いが許されない場面では、視覚的な強調が非常に役立ちますね。
簡単なフローチャートを書いて業務を整理する
フローチャートは、プロセスの各ステップを視覚的に示すことで、全体の流れを一目で理解できるようにします。
特に、検査の手順が複雑な業務や、複数の選択肢がある場合には、フローチャートを使うことで混乱を避けることができます。
例えば、ある機器の操作手順が複数のステップに分かれている場合、それをフローチャートで示すことで、各ステップがどのように連鎖しているのかが明確になります。
また、トラブルシューティングの際にも、問題の発生箇所に応じて次に行うべきアクションをフローチャートで示すと、迅速な対応が可能になります。
なお、各項目に対して過度に詳細に書き込むと、かえって理解しづらくなる可能性があるため、各ステップを短いフレーズやシンボルで示し、流れが直感的に理解できるようにすることが理想です。
フローチャートを使うことで、複雑な業務の流れをシンプルに整理し、一目で全体像を把握できるようにまとめてみましょう!
メモを取った後の活用方法
当たり前のことですが、メモは取っただけでは意味がありません、その活用が重要です。
メモを最大限活用したい人は、以下のステップを試してみてください!
- 見返す: 毎日の終わりにメモを見返し、理解度を確認します。足りない情報は追加し、必要ならば先輩に確認しましょう。
- 整理する: メモを1冊のノートにまとめ、朝点検、検査項目、終業点検、事務処理、緊急時の対応など、用途別にページを分けて管理します。これにより、必要な情報をすぐに見つけることができます。
- 実践する: メモした内容を実際の業務で活用し、フィードバックを得て、さらに改善します。例えば、検査項目や緊急時の対応方法をメモから確認し、迅速に対応できるようにしましょう。
結論:メモを活用して社会人としてのスキルを磨こう
メモは、単なる情報の記録ではなく、自分自身の理解を深め、業務の効率を上げるための強力なツールです。
新しい環境に飛び込んだ社会人として、初めは何をメモすべきか、どのようにメモを取るべきか迷うこともあるでしょう。
しかし、この記事で紹介した方法を取り入れることで、メモを自分の武器にし、職場での成長を加速させることができます。
今一度、この記事で紹介したメモを取る際のテクニックをまとめました。
まとめ
職場に慣れた新社会人の皆様がさらにレベルアップするためのテクニックを書かせていただきました。
既にやっているという方、素晴らしいです。
まだやっていない、という方は今すぐやってみてください!
メモの取り方はすぐに始めることができる超簡単テクニックです!
この記事で紹介した方法を駆使し、メモを自分の武器にして、社会人としてのスキルを磨いていきましょう。
ではまた
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