【全冊活用しました!】放射線技師国家試験に一発合格した私が使った神参考書4選!

現役放射線技師がおすすめ参考書を紹介!

診療放射線技師国家試験に挑む皆さん、「どの参考書を選べば本当に合格できるの?」と不安に思いませんか?
先生や先輩から、あの参考書がいい、このテキストは微妙、など情報が錯綜して大変な思いをしていることでしょう。
そんな皆さんに向けて、現役放射線技師として働くきんちゃんが実際に使っていた、一発合格可能な国家試験対策の参考書4選をご紹介します!!
この記事から、直接販売しているサイトへとリンクで飛べるので、検索し直す手間も省けます!
最後まで記事を読めば、国家試験に一発合格を目指せるおすすめ参考書を手に入れることができるでしょう!!

- 「きんちゃん」20代診療放射線技師
- 放射線技師歴5年目(2025年4月30日現在)
- 第73回診療放射線技師国家試験現役合格
- 大学病院、総合病院、中小規模病院(脳神経メイン、循環器メイン)経験
- 2回の転職で、XP、CT、MRI、骨密度測定、透視、アンギオ、放射線治療を経験
現役合格者が使用したおすすめ参考書4選

それではさっそく、現役合格者のきんちゃんが実際に使用した国家試験対策の参考書を一挙にご紹介します!
それぞれのテキストごとに異なる役割を持たせて使用していたので、参考書の使い方についても併せて紹介していきますよ!
『診療放射線技師国家試験 合格!Myテキスト(2026年版)』(オーム社)
『診療放射線技師国家試験 合格!Myテキスト(2026年版)』(オーム社)からまずはご紹介します。
メリットとデメリット

この参考書の優れる点はこちらです!
過去問題集としても申し分ないボリュームで、それぞれの問題についての解説が非常に丁寧です!
問題を解き始めたばかりの初心者でも十分に理解できるような解説なので、まずはこのテキストから解き始めるのがベストでしょう!
ボリューム満点な1冊ですが、ちょっと微妙な点もあります。
ボリューム満点な重量感が、悪い方向に働くこともあります。
学習初期は分からないことだらけなので、数ページ進めるだけでも何時間もかかってしまうことでしょう。
繰り返し学習を続けることで、理解が深まって問題を解きやすくはなりますが、場合によっては挫折してしまうことも、、、
使用感とおすすめ活用法

実際に使った身からすれば、このテキストは本当に丁寧な解説と詳しい説明で構成されています。
正直この1冊だけで合格を目指すことも十分可能でしょう。
きんちゃんの場合は、ブルーノート・イエローノートから読み始めたのでこのテキストの内容も比較的早く理解しやすかったです。
確かに最初からこの情報量を覚えるにはかなりの胆力が必要な気がしますね、、、
じっくり少しずつでも読み進めることが結局一番早い気がします。
- 解説を何度も読み込んで、理解するには最適な1冊
- 最初に選ぶ1冊として、時間をかけて攻略してでもおすすめしたい
- ボリュームに抵抗があるなら、他の参考書で概要だけ学んでから読むのもあり
『2026年版 完全対策問題集―精選問題・出題年別―』(オーム社)
続けてご紹介するのは、『2026年版 完全対策問題集―精選問題・出題年別―』(オーム社)です。
メリットとデメリット

この参考書の優れる点はこちらです!
科目ごとに厳選してくれているため、自分の苦手科目だけ集中して取り組む戦法が可能になっています。
先のテキストと言い、オーム社の参考書はなんでこんなにも解説が丁寧で分かりやすいのか、、、!
と思わされる1冊ですね。
各科目についての説明+関連問題の組み合わせで、読み進めるほど自動的に問題が解けるようになっていきます👍
一方でこんな意見もあります。
精選問題ということで、今までの過去問全てを載せているわけではないです。
国家試験問題の出題イメージは身に付きますが、全体的な国家試験の流れをつかむにはやや力不足でしょう。
また、一部問題の答えがやや簡単に書かれすぎているので、自分で説明文章の中から答えの根拠を探してくる必要があります。
使用感とおすすめ活用法

実際に使った身からすれば、このテキストは自分の苦手分野克服用として活用することがベストな使い方でしょう。
ぶっちゃけ上記2冊をしっかり読み込むだけで充分合格はできる気がします。
きんちゃんが実際につかったときも、苦手な分野の解説目的で活用したので👍

結局他の科目も点数を底上げしたくて全ページ読破しましたが(笑)
- 「精選→年度別」の流れが非常に分かりやすい
- 苦手分野の克服と得意分野の強化に両対応
- 合格!Myテキストとの併用が最もおすすめ
『ブルー・ノート基礎編』『イエロー・ノート臨床編』(福士政広・メジカルビュー社)
続いて紹介するのはこの2冊です。それぞれ異なる科目についてまとめてある参考書です。
- 基礎医学大要
- 放射線生物学
- 放射線物理学
- 医用工学
- 放射化学
- 放射線計測学
- 診療放射線技術学
- 核医学検査技術学
- 放射線治療技術学
- 医療画像情報学(画像工学含む)
- 放射線安全管理学
- 医療安全管理学
メリットとデメリット

この参考書の優れる点はこちらです!
図やフローチャート、写真を多用した構成で、文章だけでは理解が難しい内容も直感的に学習できる点が大きな特長です。
最初に取り組むテキストとして、最もとっつきやすいので非常に初心者向けといえるでしょう。
また、各章はコンパクトに構成されており、ちょっとした時間に読み返すのにちょうど良いボリュームです。
試験前の再確認や、自分用のまとめノートとしての利用にも向いていますので試験会場で直前まで見ている人も多かったです。
一方でこんな意見もあります。
初心者向けではありますが、内容が簡潔にまとまりすぎている点を気にする人が多いです。
一部では「もう少し詳しく知りたい」と感じる箇所もあるかもしれません。
理解が浅いまま進んでしまうリスクがあるため、分からない部分は教科書や他の参考書で補足が必要です。
また、問題が一切ないため「教科書」としての役割しか果たせないです。
別途、問題集が必要不可欠になるでしょう。
使用感とおすすめ活用法

実際に使った身からすれば、この2冊は国家試験対策のファーストステップに最適なテキストです。
まず最初にこの2冊を読んで、国家試験の科目や出題範囲全体をざっくり理解することができます👍
図解が多いため、文章で読むよりも視覚的に理解することができるでしょう!
問題集は過去問集など別テキストで対応しましょう!!
- 国家試験対策のファーストステップに最適
- 図解でイメージを明確にもちやすくなる
- 問題集は別のテキストで対応
診療放射線技師国家試験問題集 10年間の問題と解説 2026年版 / 国家試験問題本郷研究部会/編
過去問集も、国家試験対策をする上では欠かせないですよね!
メリットとデメリット

この参考書の優れる点はこちらです!
やはり実際の国家試験形式で勉強できるので、ある程度学習を進めたら現在の知識定着度合いを確かめられるのが大きなメリットですね。
過去10年分と大ボリュームの問題それぞれに解説がついているので、勉強の知識を身に付ける上でも役立つこと間違いなしです!
一方でこんな意見もあります。
約900ページの編成のため携帯性に難があり、自宅学習が中心になりがちです。
また、あくまで今までの知識を確認する目的が強いので、「苦手分野をじっくり学びなおしたい」、「一つの科目を集中して勉強したい」という方には、別の参考書が必要になるでしょう。
シンプルに値段も高いので、国家試験対策とはいえ、何冊も高額な本を買うなら過去問種の優先度は下がりがちかもしれません。
使用感とおすすめ活用法

実際に使った身からすれば、このテキストは模擬試験的な使い方がベストです。
本番さながらの制限時間(実際よりも短く設定した方が実践向け)で、1から過去問の攻略をすることで、今現在の実力を把握できるのが魅力です。
ただし、あまりに年度の古い過去問だと傾向がかなり変わってくるので、購入する場合は年度が新しいものをおすすめします。
- 実際の本番を模して問題を解ける。
- 現状の実力を把握するのに最適。
- 過去問から、問題の傾向を把握できる。
国家試験対策本を格安で利用する方法はある

ここまでご紹介してきた参考書はどれも非常に役立つことは間違いありません。
しかしどの参考書にも共通する最も大きな悩みは、値段ではないでしょうか?

1冊の値段が高すぎて、そんなに何冊も変えないよ!!
安心してください!そんな方に向けて、この記事で紹介した参考書たちを破格の値段で活用する方法も、実は存在します!
詳細はこちらの記事で紹介しているので、是非合わせてご覧ください!

まとめ:国家試験対策本の役割をフル活用しよう!

改めて、今回の記事でご紹介した参考書は以下の4つです。
それぞれにメリットとデメリットがありましたね。
これら4冊を実際にすべてを利用したきんちゃんが、それぞれの参考書の特徴やおすすめの活用法も紹介しました。
いずれも優秀な参考書であることに間違いないので、1日でも早く国家試験対策の勉強を始めて、一発合格を目指しましょう!
ではまた