【元脳外科病院勤務】脳卒中で退院後のリハビリでQOLを上げるには

脳卒中で麻痺や呂律困難などの後遺症が残ってしまっても、入院中のリハビリで退院できるまで機能を回復させることは可能です。
ただ、退院後になるとリハビリの頻度も減ってしまいがち。
- 病院のリハは終わったけれど、もう一歩良くしたい
- 杖や装具を手放したい/階段や長距離が不安
- 日常生活や家事をもっとスムーズにしたい
そんな悩みを抱えている方やそのご家族の方は多いです。
この記事では、脳外科病院にて毎日20人以上の脳卒中患者を撮影してきた現役放射線技師の私だからこそ伝えられる、患者さんのQOL(生活の質)を向上させるリハビリ施設をお伝えします。
選択肢の一つとして紹介したいのが、脳梗塞リハビリステーションです。

脳卒中の後遺症リハビリ専門施設として開設され、
- 完全予約制
- マンツーマンでの個別リハビリ
- 医療保険や介護保険でカバーできない脳卒中後遺症の方にも対応可能
など多数の魅力があります。

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最後まで読むことで、あなた自身がリハビリで日常生活を取り戻すための一歩を踏み出すことができるでしょう。
【元脳外科病院勤務の放射線技師】として見てきた脳卒中の“その後”

私は以前、脳神経外科病院で診療放射線技師として勤務し、CT・MRIを中心に毎日多くの脳卒中患者さんの検査を担当してきました。
救急から入院中、外来まで幅広い場面で、次のようなケースに携わっています。
- 脳出血後の経過観察目的
- くも膜下出血術後の定期検査
- 急性期脳梗塞に対する緊急MRI
来院される患者さんの状態はさまざまです。
- 健常者と遜色ないレベルまでの回復
- 杖、装具、車椅子などの器具を使っている
- 施設入所中でストレッチャー移動
検査の待ち時間にお声がけいただくこともあり、現状の困りごとや、退院後に達成したい目標を伺う機会が多くあります。

現状に満足している方から、目標に向けてリハビリに励む方まで様々です。
退院後に短時間勤務へ戻る準備を進める方も、杖なし歩行などを直近の目標に据える方も、共通のつまずきは「時間・日数・ムラ」。
このギャップを生活直結の個別練習で埋めると前に進みやすくなります。
入院中のリハビリでは限界がある

入院中に検査を受けに来る患者さんから、こんな声をよくいただきます。

なかなかリハビリの時間が確保できない
もっと頑張りたいのに、やれることが限られてしまう
現場で働く立場としても納得できます。
病棟では安全管理と入院患者全員への公平な時間配分が最優先になるため、1人あたりの枠はどうしても限られます。
また、検査・点滴交換・主治医回診が重なる日や、体調の波がある日は予定どおりの量・内容にできないこともあります。
その結果、次のような“満たされにくさ”を感じる方が多くなってしまいがちです。
- もっとリハビリ時間を確保したい
- 日常動作に直結するリハビリを増やしたい
- 自分用にカスタムした自主トレが欲しい
といった具合で、もっと全力でリハビリに取り組みたい方が多いようです。
最終的に、よくある患者さんの不満はこの3つに集約されます。
入院中のリハビリ時間が足りない

もっと練習したいのに、今日のリハがもう終わってしまった。
臨床現場で働いていると、このもどかしさを何度も耳にします。
病院では、安全第一と入院患者全員に公平に時間を配分することが最優先になるため、1人あたりの枠はどうしても限られます。
加えて、検査・点滴交換・主治医回診・リスク管理が重なる日は、予定どおりの量や内容を確保できないことも。
時間帯によってはスタッフ体制が薄くなる病棟もあり、「今日は少なめ」が起きやすいのも事実です。

放射線技師がポータブル撮影で、リハビリ時間中にお邪魔してしまうこともしばしば、、、
病院で患者さんの1日を見てきた立場として、「やればやるだけ前に進める段階なのに、時間が足りない」という焦りはよくわかります。
このギャップは、あなた専用の時間を確保し「評価→練習→微調整」を途切れず回すことで埋めやすくなります。
入院の日数に上限がある

まだ階段が怖いのに、退院の日程だけが先に決まっていく。
これも現場でよく起こります。
医療の入院は急性期の治療と合併症予防を果たすことが中心で、保険制度上の算定期間や病床運用の基準があります。
画像の状態や検査数値が安定してくると、医療側は在宅や次のステージへ移す準備に舵を切ります。
放射線技師として検査のオーダーが減ってくるタイミングは、まさに“退院の具体化”のサイン。
でもそれは「リハビリがもう不要」ではなく「場所を変えて続ける段階」に入っただけ。
むしろここからが生活の動作を伸ばす本番だと考えています。
リハビリの質と量にムラがある

今日は15分でリハビリが終わった
担当が変わって内容が毎回違う
この“ムラ”は起きやすいです。
病院は多職種のスケジュールが複雑に重なる現場になっています。
たとえば、CT/MRI/エコーなどの検査や処置、透析、創部管理が急に入れば、リハの開始時刻や負荷が調整されます。
また、血圧・発熱・痛み・眠気といった体調がすぐれない日は、無理をさせない判断になります。
ここで理解してほしいのは、ムラ=手抜きではないこと。安全と優先順位の最適化の結果として起こりがちです。
そのうえで、患者さん側の「同じ課題に積み上げたい」という思いも本当にその通り。
だからこそ、目標をはっきり言語化(例:片手でPC/階段を昇降する/装具を軽く)して病棟と共有すると、限られた時間でも継続性のあるメニューに寄せやすくなります。
ここから解決編——担当固定で評価→練習→微調整を短いサイクルで回し、目標直結の練習に集中する方法(個別リハ)を具体的に示します。
【QOLを上げる】個別リハビリが有効な5つの理由とはじめ方

入院中に感じた「時間が足りない/日常動作につながらない/内容にムラがある」というモヤモヤは、目標直結のマンツーマン練習で埋められます。
ここでは、目標別のマンツーマン練習ができる個別リハビリ(体験可)を、選択肢のひとつとしてご紹介します。
個別リハビリが優れている理由は5つあります。
- 密度:あなたの課題だけに時間を使える(1対1の密度)
- 直結:やりたいことに直結する設計(目標別プログラム)
- 継続:変化が見えるから続けられる(短い再評価サイクル)
- 転用:実生活に近い条件で反復できる(転用性が高い)
- 伴走:家族も同じやり方で支えられる(継続の仕組み)
退院後に“生活そのもの”へ練習をシフトした方は、小さな手応えが積み上がりやすい——これが現場での実感です。
密度:あなたの課題だけに時間を使える(1対1の密度)
個別リハは“あなたの課題だけ”に時間を集中できるため、同じ時間でも手応えが大きくなります。
理由は、評価→練習→微調整をあなた専用に連続で回せて、前回の続きから同じ課題を積み上げられるから。

病棟では安全と公平が最優先のため、検査や回診で中断・短縮が起きやすいです。
実際には、同一課題を同じ合図・同じ手順で反復→その場で微調整、という回し方で“やり直し”を減らします。
結果として中断の少ない高密度の練習になり、短期間でも前進を実感しやすくなります。
直結:やりたいことに直結する設計(目標別プログラム)
個別リハはやりたいことに直結するプログラム設計だから、成果が日常へ最短でつながります。
理由は、目標を行動単位にタスク分解し、優先順位どおりに習得することが可能だから。
こうして目的=練習理由が毎回明確になるため、成果がそのまま日常へ直結します。
継続:変化が見えるから続けられる(短い再評価サイクル)
短い再評価サイクルで小さな変化が見え、続けやすい環境になります。
理由は、見える化(チェック表・動画・簡易計測)で小さな前進を共有し、結果に合わせて課題と負荷を即座に微調整できるから。
担当や時間帯で前回の内容が途切れる“やり直し”も防げます。
進捗が明確になるほどモチベーションが落ちにくく、積み上げが続きます。
転用:実生活に近い条件で反復できる(転用性が高い)
実際に行いたい動作を可能にするために、実際の場面を模してリハビリトレーニングを行うことも可能です。
本番に近い環境で反復することで、できた動きが生活に活かされやすくなります。
例えば、
- キッチンで食材を切る、皿を洗う、包丁を使う
- 玄関で靴を脱ぐ、履く
- 階段を登る、降りる
などの日常生活における明確な動作を目的としたリハビリが行えます。
福岡市内の【訪問リハビリ】サービスにて、上記リハビリを受けることが可能です。
(※福岡は訪問リハで自宅環境そのものを使った練習も可)

住み慣れた自宅・環境で、リハビリできると回復が早そうですね!

伴走:家族も同じやり方で支えられる(継続の仕組み)
家でも同じ手順・同じ合図で練習できるよう家族が伴走すると、成果は継続・定着しやすくなります。
根拠は、患者さん本人だけでなく家族へのサポートや介助指導まで含めて設計されているから。
これに日常生活の中でも、リハビリで学んだ動作の再現性が一気に高まります。
例えば仙台のプランには、
- ご家族向け自主リハビリ補助
- 生活介助の指導・相談
が明記されており、家での声掛けや見守りの「作法」を揃えやすい仕組みになっています。

この伴走設計により、在宅でも同じ“作法”で続けられる仕組みが整い、練習が止まらず日常への定着が加速します。
個別リハビリを利用するときに注意したい3点

個別リハビリは、退院後の生活のQOLを向上させることが可能な選択肢です。
より良い日常生活のためにはぜひとも活用したい個別リハビリですが、申し込み前に注意しておきたい点が3つあります。
- 料金は安くない
- 担当との相性が成果に直結
- 通うだけでは足りない
必ず上記3点をしっかり確認してから、個別リハビリの申し込みへ進みましょう。
料金は安くない→「頻度・期間・総額」を先に決める
個別リハビリは保険適用外=全額自己負担。
だからこそ、始める前に頻度・期間・総額を決めておくと途中で迷いません。
- 体験時に「1回あたりの費用/推奨頻度/再評価の周期」を聞く
- 予算内で「週1×8週」など現実的なプランに落とし込む
- 途中で負担が増えたら「頻度を下げ、在宅を厚く」の選択肢も確認
担当との相性は成果に直結→体験で“会話の質”を見ておく
脳卒中後の課題は人それぞれ。
リハビリ担当者が、目標の言語化→タスク分解→宿題の出し方まで自分の希望と噛み合うかを確認しましょう。
ここが実際に継続した時の手応えを左右します。
- 説明が具体的で分かりやすいか
- 質問に丁寧に答える/押し売り感がないか
- 次回までの宿題が“短時間で続けやすい”設計になっているか
通うだけでは足りない→在宅の自主トレ支援とフォロー体制がカギ
リハビリで得た変化を日常に定着させる決め手は、家でも同じやり方で反復できる仕組みです。
そのため、在宅向けの資料・動画・チェック表の提供や、家族同席OK/声かけ・介助手順の共有がある施設は再現性が高くなります。
- 在宅用の資料・動画・個別メニューの提供はあるか
- 家族同席や「声かけ・見守り手順」の共有に対応しているか
- 数週間ごとの再評価で内容を微調整してくれるか
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個別リハビリに興味はあるけれど、

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まずは様子を見たいのと、費用感も事前に把握してから決めたい
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- 毎月先着3名:90分の個別リハビリ体験が無料
- 新規契約キャンペーン:一部プランの契約金から11,000円割引(同時開催)
- 同時実施:リハビリテーション科専門医師と個別面談(30分無料、体験3回実施時)

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まとめ:個別リハビリならあなたの望む日常生活に戻るチャンスを掴める

入院期のリハは“守るためのリハ”。
いま必要なのは、退院後にやりたい動作へ直結させるマンツーマン練習です。
だからこそ、QOL(生活の質)は一段と上がりやすくなります。
この記事でお伝えしたとおり、個別リハビリの強みは次の5つです。
- マンツーマンの密度
- 目標直結のタスク分解
- 短い再評価サイクル
- 本番に近い環境での反復
- 家族全員で協力できるやり方
この5点が揃うことで、入院中に感じた「時間が足りない/日常動作につながらない/内容にムラがある」を埋めてくれます。
ここから先は、あなたの「やりたい動作」を現実に近づける番です。
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