MENU

ポータブル撮影の部位別一覧表|一般撮影との撮影条件の違いも解説

きんちゃん

ポータブル撮影条件の基本を押さえよう

ポータブル撮影を行っている方なら誰もが考える疑問、ありますよね。

  • 同じ胸部撮影なのに、ポータブル撮影だと条件が変わるのはなぜ?
  • ポータブル撮影時の部位別撮影条件が分からない

病院によっては、よほどのことがない限り全例ストレッチャーに移動してでも一般撮影室まで下りてきてレントゲン撮影を行っている施設もあります。(きんちゃんが働いていたところがそうでした)

感覚でも、撮影条件の数値的にも、一般撮影のほうがポータブル撮影よりも画質が優れると感じている技師の方が多いでしょう。

そもそも、ポータブル撮影で同じ部位の撮影でも、なぜ撮影条件が変わってしまうのでしょうか?

この記事では、一般撮影時とポータブル撮影時で撮影条件が変わる理由、ポータブル撮影時の部位別撮影条件一覧表をまとめています。

この記事を読めば、同じ悩みを持つ同期や後輩に、自信満々に説明できるようになるでしょう👍

結論:原理原則は一緒、違うのは撮影距離

ポータブル撮影で撮影条件が変わる理由、それは一般撮影時と撮影距離が異なるからです。

放射線は距離が長くなるほど減衰ていきます。距離が2倍なら放射線は1/4です。放射線防護の3原則の一つですね。

画像引用:放射線から正しく身を守る【放射線防護の3原則】

撮影画像の質を担保するには、撮影条件の変更が必要になります。撮影距離が変われば、線量を変える必要も出てきますよね。

まずは、ポータブル撮影の部位別撮影条件一覧を見て、どれほどの線量を撮影時に曝射しているのか確認しましょう!

撮影部位別:参考条件一覧表(ポータブル撮影 Ver.)

きんちゃんが勤務している病院のポータブル撮影装置に登録されていた撮影条件は以下の表にまとめた通りです。

ここから先は限定公開です
この続きの文字数: 「2076文字」

すでに購入済みの方はこちら

ABOUT ME
きんちゃん
きんちゃん
ブロガー/診療放射線技師
診療放射線技師として、転職を繰り返しながら3つの病院を経験。本業の傍らで副業でブログ「きんちゃんのラジエーションハウス」を運営している。
診療放射線技師を目指す学生、受験生→新人技師→3,4年目技師→転職→他病院でも通じるゼネラリスト技師をモットーに、各段階の方々を支えるブログ記事を公開中。

購読には会員登録が必要です

「半角英数字」と「大文字1個以上」を含む、8文字以上

会員登録には 利用規約/特定商取引法に基づく表記 への同意が必要です。

すでに会員の方はこちら

ログインして記事を読む

メールアドレス
パスワード
パスワードを忘れた方
新規会員登録はこちら

パスワード再設定

パスワードを再設定します。入力したメールアドレスに再設定用のURLをお送りしますので、パスワードの再設定を行なってください。
キャンセル
記事URLをコピーしました